赤ちゃんのプロバイオビフィズスM1ってどんな商品?
商品を使用する上での小さな疑問からビフィズス菌のことまで、詳しく解説いたします。
赤ちゃんのプロバイオはどんな商品?
生きたビフィズス菌を赤ちゃんに届ける食品です。
空気中では生きられないビフィズス菌を守るため、ひまわり油に入れました。
ビフィズス菌は酸素があると生きられない細菌なので、酸素がほとんど存在しないヒトや動物の大腸にすんでいます。
ひまわり油が空気中の酸素との接触を防いでくれるので、ビフィズス菌は生き続けられます。
使い方は?
赤ちゃんに、そのままでもあげられますが、次の方法がおすすめです。
ミルクに:調乳して人肌に冷ましたミルクに6滴
離乳食に:冷ました離乳食に6滴
「冷ました」というのがポイントです。生きる力が強いビフィズス菌ですので多少熱くても大丈夫なのですが、冷ましてあげたほうが赤ちゃんにより多く届けてあげることができます。
赤ちゃんの腸内にビフィズス菌が多い理由
母乳にはたんぱく質と同じくらいの量のオリゴ糖が含まれています。また種類は200種類以上ととても多いのが母乳の特徴です。
ビフィズス菌の栄養源となるオリゴ糖が多いのでビフィズス菌が増えると考えられています。
大腸に多いもう一つの理由は、酸素が少ない環境だからです。
赤ちゃんのうんち すっぱいにおいがするのはなぜ?
ビフィズス菌の働きによるものです。
ビフィズス菌が出す酢酸(さくさん)と乳酸のにおいです。
酢酸と乳酸菌が他の細菌が増えるのを妨げるので、他の菌に比べてビフィズス菌の割合が高くなります。
プロバイオティクスとは?
プロバイオティクスとは、適切な量を摂取したときに人体の健康によい効果をもたらす生きた微生物のことです。生きたビフィズス菌や乳酸菌が含まれる食品の名前にも使われます。
赤ちゃんがビフィズス菌をとる理由は?
健康的な発育に役立つからです。
ビフィズス菌が多いと、ビフィズス菌によってつくられる酢酸と乳酸の量が増えます(酸性の環境になります)。酸性の環境が悪玉菌など他の微生物が増えるのをさまたげます。
ビフィズス菌BB-12とは?
・一番の特長は生きる力が強いこと。生きて腸まで届くので、赤ちゃんの健康的な発育に役立ちます。
・赤ちゃん用のビフィズス菌として、多くの国々で使用実績があります。
・赤ちゃんも大人も1日6滴、10億個。同じ量で健康に役立ちます。
常温で2年間生きたままにしておくことができる理由は?
空気中の酸素が嫌いなビフィズス菌。酸素から守るための工夫が、ひまわり油の中に入れること。
ひまわり油がビフィズス菌を包み、酸素がふれないようにしています。
6滴以上入れても大丈夫?
大丈夫。6滴はあくまでも目安です。必要に応じて加減していただいて結構です。ただし、6滴よりも多く入れ続けると20日分には足りなくなる可能性があります。
1度に6滴、それとも1日6滴?
どちらでも大丈夫です。
1回6滴だと、ミルクや離乳食を残したときに気になる、という場合は何回かに分けてあげても良いです。
赤ちゃんにあげるのに一番おすすめの時間帯は?
いつあげたらよいとかおすすめはありますか?
とくにありません。毎日忘れないように、決まった時間やタイミングであげている、というお客様もいらっしゃいます。
飲み残すとビフィズス菌が減りますよね?
そうですね、10億個より少なくなるかもしれません。でも赤ちゃんがその日の体調や気分などで飲み残すのはよくあることですので、しょうがないです。あまり気にしないでください。10億個がちょうど良い量ですが、少ないからダメということではありません。
授乳が母乳だけの赤ちゃんにもあげてよい?
大丈夫です。
問題はどのようにあげるかですよね。
・搾乳した母乳に加える
・スプーンであげる
・清潔なニプルを赤ちゃんにくわえてもらい、二プルの内側に6滴入れる
・離乳食に加える
・白湯や麦茶に加える(注:授乳・離乳の支援ガイドでは、基本的に母乳に加えて水分補給をすることは不要とされています。母乳は水分補給にもなるからです)
ひまわり油は赤ちゃんにあげても大丈夫?
大丈夫です。
イタリアで製造しているためヒマワリ油を使用しています。日本における大豆油のようにヨーロッパでは一般的な食用油で、赤ちゃんにも安心です。粉ミルク、マーガリン、サラダ油にも使われ、安全性が確認されています。
アレルギーの心配はありませんか?
国内で表示が義務付けられている成分も、表示が推奨される成分も含まれていません。
原材料 ひまわり油、ビフィズス菌末/酸化防止剤(ビタミンE)、クエン酸
ヨーグルトを食べられるようになったら、赤ちゃんのプロバイオはいらない?赤ちゃんのプロバイオがヨーグルトよりも便利な理由はある?
いろいろな食品をビフィズス菌入りの食品に変えることができます。
調乳した後のミルク、液体ミルク、冷ましたあとの離乳食など、さまざまな食品に加えることができます。
ヨーグルトは、良質のたんぱく質、カルシウムなども摂取できるとてもすぐれた食品です。
無糖のヨーグルトは生後7か月頃から。ぜひ取り入れていただきたい食品です。
他の食品と同じように、最初はひとさじから。ビフィズス菌や乳酸菌をとらせてあげたいと考えている場合、最初の頃は、あまりたくさんの量はあげられませんね。
ビフィズス菌を確保したい場合は、赤ちゃんのプロバイオがおすすめです。
もちろん、ヨーグルトに加えてもOKです。
なぜ1分も振らないといけないの?
ひまわり油とビフィズス菌末を混ざりやすくする方法はあるのですが、それを選択していないからです。
赤ちゃんのミルクに加えることを想定し、赤ちゃんにビフィズス菌を届けるために必要最低限のものでつくることを選択しています。
飲み終わった哺乳びんの内側にひまわり油の膜がついています。ビフィズス菌はとれていますか?
摂取できていますので大丈夫です。
赤ちゃんのプロバイオは何日分?
1本で約20日分です。
開けたらどのくらいで使い切ればよい?
だいたい1か月で使い切るようにしてください。
開封後1か月を過ぎたらどうなる?赤ちゃんにはダメでも大人には大丈夫?
申し訳ありませんが、開封後は1か月を目安にお使いいただいています。1か月を過ぎてしまったものについては、品質の保証ができかねます。
開封日がわからなくなってしまった…使えますか?
申し訳ありませんが、開封後は1か月を目安にお使いいただいています。開封日がわからなくなってしまったものについては、品質の保証ができかねます。
下痢や便秘のとき、あげても良い?
大丈夫です。なお、医師の指示がある場合はその指示にしたがってください。
食物アレルギーのある赤ちゃんにあげても良い?
食物アレルギー表示について定められた特定原材料、特定原材料に準ずるものは含まれていません。ただ、本品の一部の原材料製造設備では乳原料を含む製品を製造しています。
なお、医師の指示がある場合はその指示にしたがってください。
(参考)
特定原材料とは えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
特定原材料に準ずるもの
アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
どんなミルクにも入れても良い?
乳児用調製乳(0か月から1歳頃まで使えるミルク)、フォローアップミルクの、どの銘柄のミルクに入れても大丈夫です。
牛乳アレルギー用、乳糖不耐症用など、医師の指示で使うミルクについては、医師にご確認ください。
牛乳に入れても良い?
牛乳に入れても大丈夫です。お召しあがりになるときに、コップやグラスに注いだ牛乳に加えてください。
白湯や麦茶など、赤ちゃんの飲物に入れても良い?
大丈夫です。
赤ちゃんのプロバイオはどこで販売していますが?
雪印ビーンスタークonlineのほか、全国のドラッグストア、赤ちゃん用品専門店、スーパー、通販サイトでご購入いただけます。
ビフィズス菌がひまわり油の中に入っているのはなぜ?
ひまわり油が、ビフィズス菌を包みこみ、ビフィズス菌が苦手な酸素から守られて、生きたまま赤ちゃんのおなかに届けることができるからです。
びんの口を清潔に保つためにはどうすればよい?
ご使用のつど、ティッシュペーパーなどでふき取ってからキャップをしめてください。また、キャップの内側もきれいにふきとっておくことをおすすめします。
加熱中の離乳食に加えても良い?
おすすめしません。できるだけ多くの生きたビフィズス菌をとっていただくために、調理が終わり、冷ましてから加えていただくのがおすすめです。
おとなや幼児にも使ってよい?
お使いいただくことができます。おとなも、幼児も、赤ちゃんも1日6滴を目安にお使いください。
低出生体重児にも使える?
低出生体重児の栄養管理には特別な配慮が必要ですので、主治医にご相談ください。
酸化防止剤(ビタミンE)が使用されているのはなぜ?
ひまわり油の劣化を防ぐためです。劣化した油を摂取すると健康を害する恐れがあります。
クエン酸が使われているのはなぜ?
ひまわり油の品質を安定化させるためです。
冷蔵庫に入れてもよい?
大丈夫です。ただ低温になることによって油が少し固く・混ざりにくくなりますので、よく振ってお使いください。
冷蔵庫に入れたら白くにごった!大丈夫?
低温による白濁は品質上問題ありません。手の中や40℃程度のお湯の中などで温めて振りまぜてください。
下に向けて振っても中身(油)が出てこない、という話をきいたけど本当?
振りながら真下に向けると油が出にくくなります。振り混ぜた後、ビンを真下に向けて静止すると1滴ずつ出やすくなります。
いかがでしたか?
雪印ビーンスタークが赤ちゃんのプロバイオビフィズスM1の販売を開始したのは2017年秋。
年々出荷個数が増えていて、調乳後のミルクに生きたビフィズス菌を加えるというアイデアが、たくさんの方々に受け入れられています。
赤ちゃんの健康的な発育にお役に立てれば幸いです。