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フォローアップミルクはどんな赤ちゃんに必要?

チェックそもそもフォローアップミルクは本当に必要なの?

フォローアップミルクはどんな赤ちゃんに必要? 一言でいうと
*離乳食のスタートが遅れたり、離乳食が進まない赤ちゃん
あるいは、
*鉄が多い食材を食べるのが苦手な赤ちゃん
で、
*ミルクをまったく飲まない赤ちゃん
このような赤ちゃんにはフォローアップミルクが必要です。

遅れたり、進まない、苦手、と書きましたが、あまり気にしすぎないでください。
離乳食の進みかた、好き嫌いは赤ちゃんそれぞれで、個性があります。
進まない、食べないからといって無理をさせないで、赤ちゃんのペースで進めてくださいね。
どうしてもうまくいかないと感じたときは、ママやパパだけで悩まず、かかりつけの先生に相談してください。

フォローアップミルクが必要な理由

チェックフォローアップミルクは鉄を多く含むからです。

鉄は赤ちゃんの健康維持と発育に大切な栄養素です。
母乳に含まれる鉄は赤ちゃんにとても吸収されやすいですが、母乳に含まれる鉄の量は少ないので、生後6か月以降の赤ちゃんにとってはじゅうぶんな鉄の供給源にはなりにくいです。離乳食からしっかりと鉄をとりましょう。
どうしても離乳食から鉄がとれない場合は、生後9か月以降で離乳食が1日3回食べられるようになったら(3回食になったら、ともいいます)、フォローアップミルクを上げるのもひとつの方法です。
フォローアップミルクは0か月から使えるミルクの約1.6倍、牛乳の約20倍の鉄を含みます。牛乳を加えて作る離乳食なら、牛乳をフォローアップミルクにかえれば鉄の量が格段に増えます。
まだ3回食にならない場合は、生後0か月からのミルクを活用すれば大丈夫(牛乳の10倍以上の鉄が含まれます)。

チェックフォローアップミルクはいつまで?

3歳までと書いてありますが、とくに鉄の多い食品が苦手なお子様は少なくとも1歳半くらいまでは使っていただきたいです。

チェックフォローアップミルクは必要ないでしょう?

鉄はお子様の健康維持と発育にとても大切な栄養素です。
でも鉄は日本だけでなく、世界の多くの国で、大人も子供も不足している栄養素。
アメリカでは1940年代から国民の健康維持のために、すべての小麦粉に鉄を添加することが法律で義務付けられています。アメリカの小麦粉のような取組は他の国でも行われていて、日ごろの食生活にとりいれやすい食品に鉄を添加することを義務付けている国が世界には30か国以上あります。
鉄はそれだけ健康維持に大切な栄養、ということですね。
アメリカの小児科学会はフォローアップミルクを「不要」としていますが、アメリカのお子様は小麦粉から鉄をとれるので鉄不足の心配は少ないのかもしれません。

チェック赤ちゃんは鉄が不足するの?

赤ちゃんがおなかの中にいる時に、生後6か月頃までに必要な鉄を、ママからもらって生まれてきます。鉄は少しずつからだから出ていってしまい、減っていくので、6か月頃からは離乳食などから鉄をおぎなうことが必要です。
卵、赤身のお肉、ほうれん草などの食品には鉄が多く含まれますので、食べられるようになったら離乳食のメニューに加えるようにしてください。でも鉄を多く含む食品をあまり食べられないと、鉄不足になる可能性が高まります。

メーカーだからフォローアップミルクをすすめているのでしょう?

チェック鉄を多く含む食品をじゅうぶんにとれるお子様には必要ないと思います。

でも、じゅうぶんに鉄をとれているお子様は、全体の約1割しかいないようです。またこの1割の中にはフォローアップミルクを飲んでいるお子様も含まれますので、離乳食やお食事だけからじゅうぶんに鉄がとれているお子様はとても少ないことになります。
お子様には、卵、赤身のお肉、ほうれん草など鉄を多く含む食品を離乳食やお食事に使って、離乳食からじゅうぶんに鉄をとれるようにしていただきたいと思っています。
もし離乳食からじゅうぶんに鉄がとれないと思ったら、ミルクやフォローアップミルクをお使いになることをご提案いたします。

チェックミルクの鉄は吸収されにくい?

ミルクに含まれている鉄は「無機鉄」という鉄で、からだに吸収されにくい鉄です。吸収率は10%台。なので、その吸収率を考えて多めに入っています。
母乳の鉄は赤ちゃんのからだに吸収されやすい「有機鉄」という鉄です。吸収率は40〜50%。でも量がとても少なく、日本人の食事摂取基準に書かれている生後9か月以降のお子様に必要な鉄の量を満たすには、離乳食から積極的に鉄をとる必要があります。

フォローアップミルクのよくあるご質問

ミルクを飲まないけど、どうしたら良い?

牛乳を使う離乳食、お食事やおやつを作るときに、牛乳のかわりに使ってみてください。

お料理にはどのように加えれば良い?

お料理に粉のまま加えても大丈夫ですが、カレーやシチューなどのように、とろみがつよいお料理に加えるときは、粉のままだとダマになることがあるので、あらかじめお湯やお水で溶かして入れたほうが良いです。

お料理に入れてグツグツ煮ても大丈夫?

グツグツ煮ても鉄は減りませんので大丈夫です。ビタミンCなど熱に弱いビタミンは長い時間加熱すると少なくなったり、失われてしまいますので、フォローアップミルクに含まれるすべての栄養素をとりたい場合は、できるだけお料理の最後のタイミングで加えてください。

フォローアップミルクは、いつあげれば良いの?

離乳食を食べることが大切なので、離乳食の前に上げておなかがすいていない、ということがないようにしてください。お食事やおやつと一緒に、またはお食事のあと、食間(お食事の1時間後くらいからお食事の1時間前くらいまで)が良いと思います。

フォローアップミルクは夜寝る前に飲んでも良い?

毎晩、飲んですぐに寝てしまうのは歯の健康のために避けたほうが良いです。おやすみの前に歯みがきするのが理想ですが、フォローアップミルクを飲んだあとに白湯や麦茶など糖分が含まれない飲み物などを飲んで、お口の中からフォローアップミルクに含まれる糖質を少なくしてあげるのもひとつの方法です。

フォローアップミルクはコップで上げても大丈夫?

もちろん!大丈夫です。コップや赤ちゃん用のマグカップなどで飲んでも良いです。

フォローアップミルクはお湯で溶かさないとダメ?

お水で溶かしても大丈夫です。溶けにくいようでしたら、スプーンでかき混ぜてください。※あまり冷たいお水だと、お腹を冷やしてしまうことがあるかもしれませんので注意してください。

フォローアップミルクは鉄しか入っていない?

フォローアップミルクは鉄のほかにも、生後9か月〜3歳までの健康と発育に役立つ、たんぱく質、オリゴ糖、DHAなどの糖質や脂質、カルシウムなどのミネラル、ビタミン類などをさまざまな栄養素を含んでいます。ちょっと栄養が足りないかな、と感じるときに飲ませてあげる、またお料理に加えてあげて、バランスのとれたお食事のためにお使いください。

なんでこんなにフォローアップミルクをすすめるの?

チェック鉄は子どもにとても大切だと思うからです。

これまでフォローアップミルクをはじめとした育児用品の商品企画、広告宣伝や広報活動にかかわってきました。この中で、長く日本の小児科医療を支えてこられた先生、小児血液学の先生、乳幼児栄養がご専門の管理栄養士の先生、幼児教育がご専門の先生などたくさんの専門家の方々とお会いしてきました。また1歳前後の子育てをされているご家庭に訪問したり、店頭や育児イベントでたくさんのママやパパにお会いしたりして、お話をお聞きする機会をいただきました。
このような貴重な出会いと、自分の子育ての経験から感じているのは、赤ちゃんや子どもたちの生命力や成長する力の強さはものすごいということです。何かが少々足りないくらいなら、どうにでもしてしまう対応力、可塑性(かそせい)を備えていることを皆様から教えていただきましたし、子育てにおいて、そのように感じる場面にたくさん出会いました。
なので、今、足りない、進まない、嫌い、なんてどうにでもなると感じています。

でも、子どもの可塑性は対応法がまったくないときにこそ発揮してもらいたい、とも思うのです。
鉄はあなたの赤ちゃんの健康と発育にとても大切で、生後6か月頃から1歳から1歳半くらいまでに鉄の多い食品を多くとるようにすれば対応できます。鉄の多い食品はとりにくいものが多いですが、フォローアップミルクはお子様にとりやすい味や形態の食品です。

小児血液がご専門の先生から教えていただいたのは、赤ちゃんや子どもにとって鉄が重要だということと、赤ちゃんの鉄不足は見つけにくい、ということ。外見からだけで見つけるのは専門家でも難しく、本当のところは血液検査でしか判断できない、とおっしゃっていました。
私たちのからだの中にある鉄の量は3〜4グラム。紙をとめる大きめのクリップ3つ分くらいですね。こんなわずかな量の栄養素が私たちの健康維持や子どもの健康と成長に大切な役割を果たしています。
ちなみに、鉄はずっと子どもにとって大切な栄養素ですが、子どもの成長において、とても大切になる時期がもう一度、約10年後に訪れます。それは思春期です。
赤ちゃんのときと思春期、子どもが劇的に成長する時期に欠かせない栄養素が鉄、ということなのです。